ノンビリ暮らそう

電脳硬化症気味な日記です。まとまった情報は wiki にあります。

2011.7.11 (Monday)

at 08:10  

VMware Server 2.0 の path-through SCSI を試す   [わたくしごと]

sector error 先週の土曜(7月2日)の午前から、1TBのUSB2.0外付けHDDを chkdsk /r していたのですが、1週間以上経過した7月10日になっても終わりませんでした。このHDDはdata backup用なので、無くても、PCの通常利用には支障がないのですが、いざという時の備えがないのは心配です。さっさと対策しちゃいたいな、と。

 まずは、「USB2.0外付けだから遅いんだろ」ってことで、電機量販店へ行って、USB3.0のHDDケースを購入。PCに繋げてみたんですけど、VMware Serverからは認識せず。実は、仮想環境の自宅サーバOSにmountしていたHDDなのでした。VMware Server 2.0は、USB3.0機器を認識しないのかしらん? まぁ、VMware開発者の興味はESXi 4.1に移っちゃって、VMware Serverなんて置き去りになっている感があるから、新しめなI/Fには対応してくれそうもないか…。

 ここで試行錯誤した結果、「VMware Serverで物理diskをmountする場合、"path-through SCSI"機能を使え」という情報に遭遇。そういえば、VMを作るときにそんな項目があったけど…。SATA HDDを直接mountできるのか…。じゃぁ、外付けのeSATA I/Fでつないでみよう。
 ってことで、5月25日に撤去した裸族の雑居ビル(CRZB35ES4)を復活させました。で、path-through SCSI設定してみたところ、diskがあることは認識してくれて、mountはできてるっぽいんだけど、いざファイル操作をしようとすると「ディスクの準備ができていません」と言われてフォルダ一覧さえ表示されない。

 さて、ここから時間がかかりました。「SCSI Controllerを[BusLogic]から[LSI Logic]や[LSI Logic SAS]に変えれば動作するんじゃないか」で数時間。更には、「OSが入ってないpartitionにActive markが付いているのが悪影響?」とか根拠のない憶測で、diskpartコマンドでInactiveに変えた結果、boot managerを消しちゃったらしく、ホストOSのWindows7HomePremすら起動しなくなってしまった! 起動画面に「BOOTMGR is missing」の文字が! …orz
 PC購入元から提供されたWindows7HomePremのinstall diskは、installしかできず、回復menu等が表示されません。また、手元にあったWindows7proのinstall diskでは「このエディションの回復はできません」とか言われて回復できず。コマンドプロンプトから「bootrec /fixboot」「bootrec /fixmbr」打ち込んでも変化なし。
 Google先生のおかげで、なんとか「bcdboot c:\windows /l ja-JP /s c:」でHost OSの起動回復までに数時間。

 さてさて、相変わらずpath-through SCSI設定がうまくいかないのだけど、よく見ると、path-through SCSI設定してGuest OSにmountしようとしている時にも、Host OS側で同partitionが普通に使えちゃってることに気付いた。「GuestとHostで同時に使えるってことはないよね? 何とかしてHost側で利用できないようにしなきゃいけないのでは?」と思い立つ。
 まず、デバイスマネージャから「HDDデバイスの無効化」をやってみたら、HostでもGuestでも使えなくなった。そりゃそうだ…。
 そして、ようやく、ディスクマネージャ画面の各diskに表示されている「オンライン」の文字に気付く。これ、どうやったらオフラインにできるんだろうか? ディスクマネージャGUIには「オフライン」なんて選択肢はね~ぞ。
 また、Google先生にお尋ねして、なんとdiskpartコマンドにofflineってオプションがあることを発見。CUIじゃないとできないのね。で、該当diskをofflineにしてから、VMを起動してみたら、ちゃんとファイル操作できるようになりました。また、Host OSを再起動しても、このofflineオプションは保持される。好かった、良かった。HostがWindowsの事例って、あんまりnetに無いようなんで、「オフラインにしなきゃいけない」なんて、わかりませんでしたよ。
 ふぅ~~~~~~。この時点で夜中の2時。F1 British GPが終わっちゃったよ。

 さてさてさて、これで、eSATAで高速に chkdsk /r ができるかしらん? しかし、大容量HDDにchkdskすると数日以上かかるという報告も多々あり、そもそもHDDが大容量な昨今、クラスタ・セクタエラーにどう対処するのが妥当なのか、わからなくなりつつありますね。さっさと新しいHDDを買ってきて、data copyするのが最善なんだろうけど…。


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