Open SourceのDBMS、例えばMySQLなどを、Oracle等Proprietaryな製品の代替として考えた場合に、最も考慮が必要になるのは「可用性」でしょ、ってことで、サーバーとしての安定性、レプリケーションやクラスタリングの性能検証を始めようとしていた矢先に、IPAの日本OSS推進フォーラム・開発基盤ワーキンググループから「OSS性能・信頼性評価/障害解析ツール開発」資料が出てきました。
[DB層の評価]では、DBT-1の評価プログラム汎用化はいいのですが、「なぜODBC?」という疑問は残りました。Native ConnectionやせめてJDBCで評価してほしい…。実際、MySQLやPostgreSQLを業務で利用する際に、ODBCはあまりないでしょ。
[DB層〜DBMSクラスタ評価編〜」では、MySQL Clusterの評価が割と詳細なのがうれしい。サービス継続性はもちろん、個人的にはトランザクション継続性も実用レベルに達しているという印象を受けました。
後日、しっかり読みたいと思います。