自宅のメールは、Google Apps上のGMailに全てStorageしています。
以前は、Becky!で、メールデータをローカル管理していましたが、2006年にGoogle Appsのβサービスが始まって直ぐ、"jomora.net"ドメインを取得・全てのメールデータを移行しました。2008年に不注意からドメインを失効した際に、"jomura.net"ドメインを取得・データ移行し、今に至っています。
なので、privateではMUAソフトウェアのお世話になることはありません。
がしかし、自社のメールは未だにBecky!で取得していますし、顧客先オフィス・LANでお仕事をする上ではThunderbirdがほぼ必須です。
で今日は、そのThunderbirdで、ちょっと考えちゃったお話。
Thunderbird 45.0がリリースされ、「Content-Typeヘッダに"format=flowed; delsp=yes"が追加されるようになった」のをこれ幸いと、インストーラから上書きアップデートしてみたところ、メールが送信できなくなりました。
「Check and Send, Confirm-Addressアドインを有効にすると、メール送信できない」って状況は直ぐわかったのですが、Thunderbirdのような開発形態のソフトウェアで、事前のテストがどこまでされているのか、非対応だった場合、各アドオンの作者は修正・対応のモチベーションがどの程度あるのか。いつもながら、今回も、少し気になりました。
特にThunderbirdは、昨年Mozillaから切り離されて後、運営強化されるのか不透明ですしね。
BitCoinなんかもそうですけど、普及しているソフトウェアにしても、インターネットそれ自体も、その運営は堅固な感じではなく、緩さや不安定さを抱えながら、調整と変化をし続けながら、なんとか続いている感じですよね。
日本のSI事業で生まれるソフトウェアって、とかく、多機能な独自カスタマイズや、機能の完全性、不具合の無さが求められますけど、海外では、多少の不完全さはあっても、アイディア重視、default重視で、速くリリース、アップデートする印象があります。今の世の中の様々な事象も、そんな感じになってきているなぁ、と感じる今日このごろです。