う~ん、今回の脚本には、いろいろ残念を感じるところが多かった。
例えば、遠坂凛のセリフで
「衛宮くん…、腕、腕に穴開いてる!」とか
「やらない。今日はここまでにする。なんだかしらけちゃったし、また借りができちゃったし」とか
が省かれてしまったこと。前者は凛の天然ぶりを、後者はツンデレぶりを、たった一言で表現する好いセリフだと思う。無くなってしまうと、描かれる人格量が減った感じがして寂しい。
例えば、機動戦士ガンダムって、そうしたセリフの一つ一つで人間の多色な人格が表現されていたし、各声優さんの声にもその心がこもっているように感じた。だから名作たりえるのだと。