貯蓄税、基本的な考え方はイイんじゃない? って思った。 単純に、「世代間税負担の不公平を修正」「貧富格差の縮小」「流通通貨量の増大」には繋がることが想像できる。わかり易い。
もちろん、遊休資産として眠っている政府各機関の基金・剰余金、できれば不動産も対象にする。(会計検査院、ガンバレ!)
多少間違っても、生活必需品も一緒くたに対象とするような、現在の消費税増税案よりも全然ましな気がする。反対者の論拠はかなり弱い。
ていうかね、政治やら経済やらって、小難しい理屈で動いていると思いがちだけど、実際、そんなことはないんじゃないかと、最近強く思うわけよ。FX等でいろいろわかりだしてから余計に。
為政者の都合と、急激な変化に対するリスクヘッジのために、制度を小難しくしちゃってるだけなのだと。賢いLeaderと健全なExecutorがいれば、意外と簡単に明転すると。
橋本氏がその「賢いLeader」かどうかはわからないけど、ジリ貧のこの国のベクトルを変えそうな人が、他にいるか? ってことでしょう。
「健全なExecutor」のほうも、各省庁が自身の利益のために政策を提案・執行するような制度が無くならない限りどうにもならない。公務員制度改革がその取っ掛かりにならないかと期待していたのだが、古賀茂明氏は輪の外に出された。
まずは、象徴でいい。偶像でいい。小泉元首相のように、民意を高揚させて、その世論を上手に利用できるLeaderが欲しい。