元記事の対談には、共感できるキラキラ眩しいキーワードがたくさん出てくる。
・日本人は議論がヘタだ
・感情やイデオロギーではなく、ファクトを話せ
・賛成か反対かを白黒つけることに気を取られず、問題の解決を目指せ
・議論の途中に意見を変えてもいい
・何も言わないことが、いちばん非民主主義的
そういえば、"民主主義"って、ちゃんと考えたことはない。「多数決」が民主主義だと思い込んじゃっている。全く逆で、「誰かから聞いた意見ではなく、自分の考えをちゃんと持ち」「異なる意見を取りまとめて合意形成できる」のが民主主義的なんですよね。「選挙に参加しないこと」も「沈黙」なんだろうなぁ。
あと思うのは、自分たち自身で努力することなく、国や政治家に文句ばかり言ったり、おんぶにだっこしちゃうのも、民主主義的でないですよね。自分たちが主権者であり、主体者なんだと。
対談中に出てくるアメリカの原発の議論の仕方の例って、実はスゴイですよね。日本の会社組織や地域の集まりも、こうありたい。
彼らのように大きな行動は起こせないまでも、常にこうしたことを意識して、常日頃の生活の中で小さな一歩を積み重ねることはできそうだ。
[元記事]
・「ちゃんと議論できない」日本社会への処方箋 - 東洋経済ONLINE [2017/06/23]
・「ちがう意見=敵」と思ってしまう日本人には、議論をする技術が必要だ。 - Books & Apps