アプリケーション基盤技術としては、これからしばらく、メモリの使い方をよく検討してみようかな、と思い始めました。理由は、
- CPUやBusの高速化により、補助記憶(HDD)がボトルネックであることが多くなった
- メモリ(RAM)の価格が下がった
- システム仮想化への対応を引き金として、大量のメモリを搭載できる仕組みが整い、普及しつつある
という背景から、今後、大量のメモリを有効活用するためのソリューションが展開されるだろう、と考えるからです。
既に、大手ベンダも考えてきていますよね。
- Oracleが、オンメモリRDB「Times Ten」の新版を発表
- IBMが、オンメモリRDB「solidDB」を発表
- Microsoftが、分散メモリー・キャッシュ技術「Velocity(開発コード名)」を公開
分散環境でのWebアプリケーション・セッション管理だとか、より高速なデータ検索への要望は常に”アル”話ですから、実用レベルでの解決案として提案していけたらと思います。