VMware 4.5.2上で、Fedora Core 3をインストールしてみました。
Pen4搭載のデスクトップPCで試したところ、Core 1や2と違って、VMwareでもGUIインストールができるようになりました(Core 2にはX設定不具合がある)し、RedHat9で問題があったNICのリンクアップもデフォルトのままで問題解消しています。唯一、smartdサービスが[FAILED]になりますが、HDDはSCSIを指定しているからかも…。とにかく動作上問題なし。ちゃんと進歩はしてるってことですね。
#こちらのサイトに書かれている情報とは異なるのですが、私が実際にテストしてみたところ上記のとおりだったのです。
ただし、RedHat社自身が明示しているように、サーバ用途に利用するには挑戦的過ぎるディストリビューションですよね。Core 2のバグも話題になったことですし…。やはり、サーバ用途に利用するフリーのLinuxとしては、以下のようなRedHat Enterprise Linux(RHEL)クローンが適していると考えます。
・CentOS http://www.centos.org/
・White Box Linux http://whiteboxlinux.org/
・Lineox Enterprise Linux http://www.lineox.com/
・Tao Linux http://taolinux.org/
このうち、CentOS、White Box Linuxについてもインストールしてみました。どちらも同じRHELクローンですから内容はほとんど変わりませんが、前者はビジネス用途をターゲットにしているような節があり、後者はボランティアのハッカーが作ったOSという印象を受けました。会社のサーバにはCentOSを提案してみようかな。