GAFAMなどに対して、独禁法違反、"優越的地位の乱用"を盾にして圧力をかける、という記事を今日も見た。過去にも何度か見かけているが…。
見かける度に、「そんなことより、租税回避による格差の拡がりを抑制できないの?」って思うのは、知識の無い私だけなのかしら?
実際にどうなのかも詳しくは知らないけど、トリクルダウン理論は否定されているんだよね? 富める者には、より強力に社会を支えてもらう必要があるでしょ。
「成功者への規制を強めると、起業精神や成功へのmotivationが下がる」? それどころじゃないでしょ。
個人が高所得になるにつれ、所得税率の変位が結構あるのに比べて、法人税率の変位があまり無いのも、不思議なんですよね。
「法人税率の規模変位を大きくすると、大企業が中小化し、生産性が落ちる」? そうかもね。
でも、それ以前に、「わざと赤字決算にして法人税の課税を回避」がまかり通ってるとか、そもそも関連税法が複雑過ぎて、その処理自体に無駄なコストがかかりすぎてるとか、わざと複雑にしておいて、いざというとき難癖付けやすくするとか、いろいろ問題がありすぎる印象です。
[元記事]
・巨大ITへの規制方針、3月にもまとめる方針…デジタル広告 : 経済 : ニュース : 読売新聞オンライン [2021/02/17]
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