23日、27日と近しい血縁が相次いで亡くなった。普段から遠隔地で暮らし、親類とは疎遠な私だが、しかし、だからこそかなりしんどい。「会おうと思えばいつでも逢える」気でいるからだろう。
導師様に説かれるまでもなく、「出会いがあれば別れがある」ことは知っているけど、忘れている。
レーシングドライバーって、レース中は事故の記憶を思い出さないようにしているらしい。そりゃそうだ。「事故るかもしれない」と思いながら、競争するドライバーはいないだろう。「死ぬかもね」と常に思いながら生きていけはしないさ。
その代わり、レーサーは「今この瞬間」に全力を注いでいる。それが大事なんだろう。
素直な人は、こういう機会に縁を大事にするのだろうけど…。嫌な事、面倒な事を自由気ままに遠ざけ、のほほんと生きているだけの私は、「今この瞬間」に全力を注ぐこともない。一念発起することも無い。やっぱり、「如何に頑張らないか」「努力しないか」に価値を見出している。異常なんだろうな、きっと。。。