2014年のWorld Championが、Lewis Hamiltonに決定した。「Nico Rosbergにマシントラブル」という、やや興醒めな幕切れかもしれないが、それはドラマを望み過ぎというものだろう。
正直、今年については、pre-season段階で、1988年の16戦15勝を超える可能性もあると思っていた。実際、勝数では超えた。単独チーム年間16勝ってどうなのよ。そういう意味で、Daniel Ricciardoは今季、予想以上に貢献したと言える。Ferrarri, MacLarenは期待外れだった。
規約の非妥当性、独占的で脆弱な運営体制、不健全な金の流れ、世界的な視聴者数の停滞、等々、いろんな問題を抱えたまま、惰性でズルズルと2015年に流れていくような印象がある。
来季の開幕までは、MacLaren Hondaと、Ferrari Driver2人に注目したい。前者については全く未知数だが、今のところ過度な期待はキンモツという印象。後者については、front grip, front down-forceを重視したクルマづくりができるかどうか、ってとこか? 今のFerrarriは不足要素が多いのだから、3年ぐらいの中期計画を立てて、期待できる方向性を示すseasonにして欲しい。Michael Schumacherは7年待った。Sebastian Vettelはどうなるか?
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