[元記事]
・理解されない本当のIT業界–ここでの職業が持つ10の短所 - (page 2) - CNET Japan [2011/12/01]
自分もIT業界に身を置くものの1人として、「自分の仕事は自分を用なしにすることである」っていうのが、本当に実感できる。もちろん、新しい価値観を生み出し続けているところもあるだろうけど、大多数はそうではない。フレームワークを作ればアプリ担当者の雇用が減り、クラウドを採用すればインフラ担当者の雇用が減る。
だから、新しいプラットフォームを生み出して雇用を創出したり、システム再構築時にはEAIだのSOAだのkeywordをうまく利用して利潤を増やしてきた。
それでも、自分たちが頑張れば頑張るほど、既存技術が通用する市場規模は縮小していく。だから、技術者は常に新技術を習得し、新市場に打って出ることを迫られる。
他の業界でも多かれ少なかれそうした傾向はあるだろうけど、原価における人件費の割合が高いIT業界においては、とてもそれが顕著で、ironyが感じられ、人によってはmotivationに影響するところですね。
「設計書を更新しない方が、継続発注してもらえる」ってのも、その一部。