Fuji Speedwayで30日に行われたF1日本GP。正直言って、期待外れの要素も多かった。
まずは、日本勢の凋落ぶりを目前で見せられたこと。HONDA、TOYOTAもBarrichelloの10位が最高。日本人ドライバー2人は、最後尾に並んだ。この予選結果ではあまりに寂しい。
そして、濃霧や強い雨。フリー走行や予選に大きく影響しただけでなく、決勝でもSafety car先導でスタートから19周、40分間も隊列走行を見せられることになった。
さらには、サーキット管理面。予選、決勝通じて、5時間以上も観客が帰宅できない状況が発生したこと。コースが見えない位置に仮設スタンド(C席)を設営、座席販売してしまったこと。これらも、「F1誘致初回だから…」では済まされないミスだと思う。
果たして、ドライバーやチーム関係者や観客も含めて、富士スピードウェイについて、好い印象はもたれなかったのではないか?World Championの行方を大きく決定付けるRoundとして、相応しかったのかどうか?