企業の「目的」は、「顧客に満足を与えること」「社会の発展に貢献すること」等であって、「お金を設けること」ではないと信じています。しかし、事業を改良・存続させる為の条件として「利益」が重要であることは間違いありません。また、経営の健全性を図る尺度として、企業における最大の関心事となることも少なくありません。
だから、ほとんどの企業は利益を追求し、その経営論は、ある種の”法則”のような形で一般化されてしまうわけですが、夕刊フジの記事によると、ある設備資材会社では様子が異なるようです。
- 休みが多い会社として有名。年間約140日。5月連休10日前後、8月盆10日前後、年末年始20日ほど。火・木曜が祝日なら月・金曜を公休にして4連休になる。
- 5年ごとに費用全額会社負担で全社員を海外旅行に連れて行く。今年2月はオーストラリアに。
- 作業服は着ても着なくても自由。
- ノルマがない。なぜならできる者、できない者を区別すれば、できない者は最初からやる気をなくすから。能力差があるのは仕方がない。それぞれが自分の能力を100%発揮すればいい。
………。これで、40年以上も、赤字決済は無いのか…。こういう話を聞くと、「いろんな考え方がある中で、正解・王道はない」なんて思いが頭をよぎります。
あと、現場の社員の意見を伺いたいですね。(^^;;