mod_jk2を使ったApache2とTomcat5の連携に、特に難解な設定はありませんが、一応メモしておきます。
** Apache2とTomcat5のインストール
今更なので、[[参考になるサイト:http://park15.wakwak.com/~unixlife/java/tomcat50-linux.html]]等を見てくださいませ。
** mod_jk2
FedoraとSuSE以外のLinuxでは、mod_jk2をソースからmakeする必要があります。その際に、Apache2とTomcat5の実行モジュールを指定する必要があります。mod_jk2.0.4は、正式にはTomcat5には対応してないようです。(でも[[無理やり:http://www.jajakarta.org/kvasir/bbs/technical/606?msg=3#msg2110]]使います(^^;;)
Windows版はバイナリ版をそのまま使えばいいでしょ。
入手したmod_jk2.soをApache2のmodules/ にコピーします。
** httpd.conf
Apache2のconf/httpd.confに以下の記述を追加します。
LoadModule jk2_module modules/mod_jk2.so
** mod_jk2.conf
一応、Apache2のconf/ にコピーします。~
#ref(mod_jk2.conf);
** workers2.properties
mod_jk2.confで指定した場所にコピーします。
#ref(workers2.properties);
** server.xml
ロードバランシングさせるときに、同一セッションを同じTomcatインスタンスに振り分けたいときには、<Engine>タグにjvmRoute属性を付加して、Tomcatインスタンスに名前を付けます。
<Engine name="Catalina" defaultHost="localhost" debug="0" jvmRoute="testbed01">
Tomcatの「Coyote/JK2 AJP 1.3 Connector」を使いますので、無効にしないで下さいませ。逆に「non-SSL Coyote HTTP/1.1 Connector」は不要です。
以上で設定は終了。Tomcat -> Apache2の順に起動すると、連携できますね。