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電脳硬化症気味な日記です。まとまった情報は wiki にあります。

2014.10.24 (Friday)

at 15:44  

取り締まるつもりのない法律は廃止すべき   [提案]

法律というのは作った以上は守らないといけないし、守れないような法律は作るべきでない

という内容の記事があった。
 全くもって同意する。

 一般道路の最高速度や一時停止、自転車の歩道走行、横断歩道の赤信号無視、売春、パチンコ、労働基準法全般、等々は、警察や厚労省が法律とは別の独自の裁量で合法・違法、あるいは、遵法・脱法を判断しちゃっていますよね。
 国税局のように、「取り締まろうとしているけど、労力や時間が無いから対象を限定している」というのとは違うと思います。自由裁量で、取り締まるつもりがないんです。玉虫色というかfuzzyというか、ルールを曲げてでも「差し障りが無い」ことを最優先にしているというか。諸外国の方からすると、法治国家として非常に奇異に見えるのではないでしょうか?

 「取り締まるつもりのない法律は廃止すべき」と常々思っているのは、この「法律とは別の独自の裁量」が監督官庁に任されてしまっているために、私達の規範意識が薄れちゃってるんだろう、と思うからです。
 脱法ドラッグにしろ、万引きにしろ、「法律には違反してるだろうけど、これぐらいなら世間的に許されるんじゃないか」という想いがあるんでしょう、きっと。

[元記事]
小渕、松島両大臣辞任から、政治家の仕事を考える(5/5) | nikkei BPnet [2014/10/24]


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